【楽器紹介】Gibson Custom SG Special (TV Yellow)

こんばんは、KUGIです。

9月に入りましたが、依然として暑い日が続きますね。。。

強く生きねば。。。

 

さて、今回から数回で私の持っているギターを紹介しようと思います。

(他の方のブログやネット記事でギターや機材の紹介を見るのが好きで、自分もやってみたかったんです!)

 

今回はコチラ↓

Gibson Custom SG Special (TV Yellow)   です!

 

手に入れたのは今年の2月ごろで、割と最近です。

会社の同期とレッチリの東京公演に行ったのですが、その時にお茶の水の楽器屋で見かけまして、

スラントしたラップアラウンドブリッジ、

黒いハットノブ、

ちょっと褪せたTV Yellow、と

自分の好みドンピシャな仕様で一目惚れしてしまいました。

 

私が入店する数時間前に前の持ち主が売りに来たみたいで、当時はまだ値札もついていませんでした。

 

調整はされてなかったのですが、「弾いても良いよ」とのことだったので試奏したところ、乾いたとても良い音。。。

P-90 + シンプル極まりないブリッジ +  激薄ボディ 

の組み合わせでピッキングへの反応が非常に良く、アコギみたいなエレキギターでした。

 

「調整が終わって値段がついたら連絡してください」と自分の電話番号を店員さんに渡し、後日購入しました。

 

この色、この仕様のSG specialは割とレアで、店頭で見つけて買える機会はほとんどないと思うので、値段は結構しましたが良い決断だったかなと思います。

 

折角なのでディテールもアップします!↓

ピックアップはP-90 ×2 (カスタムショップ製のもので高さ調整できない)

ブリッジはラップアラウンドブリッジ(オクターブ調整がほとんどできない)

です。

フロントPUの音量がリアよりも少し大きいので、フロントで弾くときは気持ち弱めに弾くと良いバランスになります。

本当に融通が効かないギターという感じですが、こんな仕様のギターを頑固に作り続けているGibsonの心意気は大好きです。

また、塗装は非常に薄く、写真の通りマホガニーの道管が透けて見えます。

コントロールGibsonお馴染みの2V2T + トグルスイッチ。

ノブは黒のハットノブ。

ノブの頂上にVOLUMEとかTONEとか書いていないタイプで、シンプルな見た目が気に入っています。

このVolumeとToneの効きは本当に秀逸です。

VolumeとToneを落とすと音が籠って前に出てこないギターってありますが、このギターはそんなことはなく、ノブを絞るとごく自然にパワーが落ちます。

元々音抜けがよく反応の良いギターなので、VもTも8〜9割くらいの目盛でパワーを落として弾くと音がコントロールしやすい印象です。

ソロギターやインストの録音でもそんな感じで弾いています。

キャビディ内部です。

コンデンサバンブルビーのレプリカで、ポットはCTS

他は多分switch craftだと思います。

でかいコンデンサってなんかテンション上がりますよね。

配線材はレギュラーラインのものと色が似ているので共通なのかな。

 

指板はローズウッド。

バインディングもあります。バインディンががあるギターって久しぶりに所有したのですが、なんか高級感ありますよね(庶民)

 

ポジションマークはドット。

ドットのポジションマークじゃないとどこ弾いてるのか分からなくなるのは私だけでしょうか。。。

絶対ディッシュ型より断然分かりやすいと思うんだよなぁ

ヘッドストックはシンプルにGibsonのロゴのみ。

ペグは白ノブの3連です。

可愛らしい見た目ですが、ペグがひとつ壊れると全交換なのでそういう意味では可愛くないかもです。

ボディ厚はなんと1/144 ザクの膝下くらいです!薄い!

ボディバック。

ボディもネックもワンピース。

この辺りの造りは本気度を感じます。

全体感ですが、本当にアコギみたいなエレキギターです。

アタックの立ち上がりも、その後の減衰もとても自然でして、やっぱりP-90とシンプルなボディ構造の恩恵なのかなと感じます。

また、ボディが薄いためGibsonのギターにしては低音がスッキリしており、FUZZを繋げても無理なくコントロールできる点も面白いです。

P-90系ギターはロックだとリズムギターで使うイメージがありますが、近年JAZZやソウルのインスト系ギタリストでP-90を使う人が結構増えていますし、インストやってる人にもおすすめのギターです。

 

ちなみにこのギターの音は下の2曲で聴けます。

よかったらお聞きになって下さい↓

youtu.be

youtu.be

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではでは。