【楽器紹介】Gibson USA Les Paul Junior Special

 

こんにちは、KUGIです。

 

昨日くらいから少し涼しくなってきましたね。

嬉しいですが、今年はあまり夏っぽいことをしなかったので、ちょっと寂しさもあったりします。

 

しばらく楽器紹介が続くかもしれません。

↓今日ご紹介するのはこのギター!

Gibson USA Les Paul Junior Special

です!

 

僕が高校1年生の時に手に入れたギターで、かれこれ12年の付き合いです。

当時貯金を叩いて購入した初めてのGibsonで、結構思い入れがあります。

 

憧れのGibsonということもあって、手に入れた時はとても嬉しかったですね。

それほど高いギターではなかったのですが、綺麗な木目やラッカーフィニッシュなど、しっかりと作られた「楽器」という雰囲気があり、感動したのを覚えています。

ギターに限ったことではないですが、ちょっと良いものを初めて買った時の気持ちって大人になっても案外覚えているものだなぁと感じます。

 

↓では、ディテールを紹介します!

まずはピックアップ周りから!

ピックアップはP-90 × 2

先日ご紹介したカスタムショップのものとは違い、ピックアップの下にスポンジが入っており、ネジで高さ調整ができます。

しかし、その関係もあってリアピックアップがガタつきやすいので、カバーとボディの間に黒のピックを挟んで対策しています。

 

カスタムショップのものと比べると出力が高く歪みやすいです。

なので、フロントPUはベタ下げにし、リアはそのフロントとバランスする高さに調整してます。

また、ピックガードは黒の1PLYなのですが、2PLYみたいな見た目にしたくて白い油性マーカーで縁取っています笑

大学時代にJazz研の部室で深夜にやりました。

割と気に入ってます。

LP Specialはラップアラウンドブリッジが普通ですが、このギターはTune-O-Matic。

ですのできちんとオクターブチューニングが合います。

ただ、ピッキングへの反応はラップアラウンドブリッジと比較すると若干ダイレクトさに欠けるように思います。

それもあって、ちょっとでも出音のアタックを生々しくする意図でテールピースは弦裏通しでベタ下げにしています。

まあでも音がだいぶ硬くなったので、次弦交換するときは通常の通し方でも良いかな。。。

 

コントロールGibson定番の 2Volume 2Tone +トグルスイッチ。

黒のハットノブが好きになったきっかけはこのギターでした。

高校の時にトム・モレロ リスペクトでスイッチング奏法を多用していたので、トグルスイッチのプレートの字は擦り切れています。

指板はエボニーです。この仕様は珍しいかも。

ボディ周りのコンポーネントが黒で統一されているので、黒い指板が似合いますね。

普通のSpecialはバインディング有なのですが、このギターはJunior Specialなので無しです。

弾き込んだギターあるあるなんですが、指板の角の手のひらが当たる側はかなり削れていて、写真の通りハイポジションはスキャロップしているみたいに見えます。

ヘッドはシルクスクリーンGibsonロゴです。

このGibsonロゴを見るたびに高校生の時はテンションが上がっていました。

ボディはマホガニーの3ピース。

高校の時アメリカに行った友達から貰ったMITのステッカー、修学旅行でハワイに行った時に買ったステッカーなどがボディバックに貼ってあります。

キャビティ内部はこんな感じ。

昔はハイパスコンデンサを後付けしていたのですが、今は撤去しオリジナル状態に戻っています。

コンデンサがクソ小さいギター選手権 東海地区大会 入賞

ネックはマホガニーのワンピース。長ぇ。

ペグは白いツマミのやつ。かっこ良過ぎなくて好きです。

かなり酷使したギターなので、ボディサイドなどには無数の傷があり、塗装も大分くすんできました。ラッカーフィニッシュならではの味が出てきていて個人的には気に入っています。

↑個人的に好きなアングル。

このギターはコンター加工が一切なく、ボディシェイプはSGと比べると無骨なところがありますね。そこが好きです。

総評ですが、割と落ち着いた音のするギターです。

先日ご紹介したSG Specialはどちらかというと中域がよく出た明るい音なのですが、このギターはドンシャリ気味で暗めの音で、モダンなロックやコンテンポラリージャズのバッキングとかにも案外合います。

エボニー指板 + マホボディ・ネック + Tune-O-matic + P-90 なので昔のレスポールカスタムみたいな感じの音でしょうか。

 

また、オリジナルのLP Specialよりは弾き手に優しい設計がなされているように思います。

ピックアップの高さも調整できるし、オクターブチューニングもしっかり合う。

当たり前のことですが、きちんと現代基準にリファインされたLP Specialという印象ですね。

 

付き合いも長く思い出も沢山詰まったギターなので、当分は手放さないかなと思います。

 

このギターの音は下の曲で聴けます。

↓よかったらお聴きになってください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

ではでは。